天窓交換のメリット・デメリット
実際に今ついている天窓を交換したほうがいいのかどうか。
一般的に天窓の寿命は25年~30年と言われています。これ以上設置していると色々な不具合が起きてきます。私達もそうなる前に交換することを推奨していますが、天窓の交換には当然メリットとデメリットがあります。
ここでは、その天窓交換のメリット・デメリットをまとめてみました。
目次
天窓を交換するメリット
1.雨漏りを防ぐことができる
天窓で起きる不具合の第1位が「雨漏り」です。防水加工の効果がなくなったり、枠の腐食によって雨漏りが起こります。雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスと交換が必須です。
2.ガラスの曇り・汚れがなくなる
天窓に使われているガラスも経年劣化によって曇ってきたり、汚れてきたりします。汚れは定期的なメンテナンスである程度取ることはできますが、それでも経年劣化によるものは取れないものもあります。天窓の交換によってこれらが解消され、新築当初の明るい日差しとクリアな視界を取り戻すことができます。
3.光熱費節約
断熱性やUVカット、遮熱性など天窓も20年も経つと性能の良いものがたくさん出てきます。例えば、20年前(2000年)を思い出すと、プリウスの登場でようやく電気自動車というものが認知され始めた時期。あるいは冷蔵庫の消費電力はこの20年で4倍以上も変わったと言われています。
天窓も同じで、20年前と今とでは断熱性や遮熱性なども大きく変わっています。結果、最新のものに交換することで光熱費の節約にもつながります。
4.最長25年の保証がつく
私達が交換をする場合、最長25年のガラスシール・内部結露保証がついています。何かあれば保証期間内はすべて無償で対応しています。また、10年の雨水侵入・水切り保証、3年のブラインド・電装部品保証もついています。
その他、「開閉不良」や「枠のカビ」なども新品に交換することですべて解消されます。
天窓を交換するデメリット
一方、デメリットもあります。
1.交換費用がかかる
交換となると費用が発生します。弊社の場合、日本ベルックス製への交換となり、料金の目安は1箇所約300,000円(税別)~となっております。
2.10年ごとの点検とメンテナンスが必要
現在の天窓は耐久性も上がって昔よりははるかに丈夫になりました。ただ、より長く使っていただけるよう10年に一度だけ点検とメンテナンスが必要となります。